春の味わい「ヨモギ」

春の味わい「ヨモギ」

Apr 07、2026えんめい茶本舗スタッフ

 

新緑の季節に、個性的な香りを放つヨモギ。

ヨモギは、世界に誇る日本の「和ハーブの女王」とも称され、その香りだけではなく、豊富な栄養素と多様な効能をもち、古くから人々の生活に寄り添ってきた植物です。

冬の眠った身体を目覚めさせ、身体に元気を与えてくれるヨモギについてご紹介しましょう。

ヨモギの産地や種類

 

ヨモギは、キク科ヨモギ属の多年草で、主に東アジア(日本、朝鮮半島、中国)が原産地とされており、日本では本州から九州、小笠原諸島にかけて、全国の山野や道端に自生する在来種です。日当たりの良い場所に群生し、繁殖力が非常に強いのが特徴です。対して、西洋ヨモギはヨーロッパが原産で、別の種類で成分も異なります。

 

新潟県上越市、熊本県阿蘇、長野県は、全国有数のヨモギ産地としても知られています。
45月ぐらいに採取するヨモギが若葉として使用しやすいためおすすめです。

・カズサヨモギ

 草餅などの食用に多く、最も一般的なヨモギの一種。

・オオヨモギ

 野草として自生が多く、草丈が高く大きく「もぐさ」に使用。

・アオヨモギ

 地域的な野草で、観賞用として楽しまれています。

 

 

よもぎの効能

 

日本だけでも30種以上が自生しており、古くから食用や薬用として利用されてきました。

若葉は草餅やてんぷらにして食べたり、お茶として飲用したりします。葉の裏の綿毛は、白くてふわふわしています。それをお灸に使う「もぐさ」として加工することでも知られています。また漢方では止血・鎮痛・強壮剤として用いられています。

主な効果・効能

●消化を助け、腸内環境を整える 

不溶性食物繊維を多く含み、お通じを良くするため便秘解消にもつながります。

 

●血行を良くし温める

 体を温める効果が高く、肩こりからくる頭痛や、冷え性の改善に良いとされています。

 

デトックス効果

代謝を活発にし、老廃物を体外に排出し、むくみ改善につながります。

 

●抗炎症・止血作用

 切り傷、打撲傷や腫れ物、虫刺されなどのほか、アトピー性皮膚炎の改善にも役立ちます。

 

●リラックスと自律神経のサポート

 ヨモギの爽やかな香り成分が、疲労やストレスの緩和、安眠作用、ホルモンバランスの乱れを整えます。

 

 

ヨモギの副作用と注意点

 

ヨモギはキク科の植物ですので、ブタクサやキク科植物にアレルギーを持つ方は要注意です。お茶なら123杯、合計400600㎖程度が一つの目安とされています。飲みすぎると、お腹が緩くなる場合もありますので、初めての方はまずは11杯、約200㎖程度から試してみましょう。

 

どうやって食べる? 季節の味を楽しもう!

 

初めて食す人は、生でも食べられるのか疑問になることでしょう。

結論から言うと、ヨモギを「そのまま生でたくさん食べる」のはおすすめできません。若い柔らかい芽なら、少量を生で口にしても大きな問題は起きにくいでしょう。しかし生のヨモギは独特の苦みや渋みがあるため、アク抜きをするとより美味しく食べられます。

 

一般的な食べ方としては、基本的に「加熱してから使う」のが良いでしょう。鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩少々を入れます。ヨモギの若葉を12分程度サッとゆで、冷水にとってさらしておきます。冷めたら水気を絞ります。みじん切りやペーストにしてご活用ください。

春の香りがふんわり、定番の草餅や、よもぎ蒸しパンなどお楽しみいただけます。

まとめ

 

道端で見かける身近な野草のひとつ「ヨモギ」は食べるだけではなく、お茶としても楽しめます。フレッシュでそのままお湯を淹れることもできますが、アクが強いときは、軽くフライパンなどで炒ることで、大変飲みやすくなります。

ハトムギや玄米などとブレンドして飲んだり、レモンやはちみつなどを加えてレモネードにしてもよく合います。

またよもぎ茶を作って、余った茶葉を入浴剤代わりにし、お風呂に入れてみるのもおすすめです。血行促進やリラックス効果が得られ、安眠にもつながります。

春の散歩道で野草を採取し、手軽に春を味わってみませんか? 

よもぎ茶

よもぎレモネード

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