鬼胡桃(オニグルミ)

北海道から九州まで日本各地にあるクルミ科の落葉高木。
古くから日本に見られる野生のクルミ。
栄養価の高いその実は、リス、ノネズミなど野生動物のみならず、私たちの祖先、縄文時代からの食べ物。
日本のクルミで食用となるものは「オニグルミ」のみ。
恐ろしいことにいま巷を騒がせているツキノワグマの大好物でもあります。
かつてはクルミと呼ばれていましたが、外国からほかの種のクルミが入り、それと区別するために「オニグルミ」と呼ぶようになりました。「鬼」は、種の表面の模様が鬼の顔に見えること、実が大きいこと、殻が固いことに由来しています。
クコの実

ナス科クコ属の落葉低木である、クコの成熟果実を乾燥させた枸杞子(クコシ)は生薬で中国の最古の薬物書「神農本草経」(しんのうほんぞうきょう)の上品に収載されていて、3千年以上にわたり養生食品として親しまれてきました。
夏から秋にかけ 薄紫色の花を咲かせ、秋に赤い実を付ける。
別名:ウルフベリー、ゴジベリー。
「葉」はクコ葉、「根」は地骨皮(じこっぴ)、すべて生薬名をもつ有用薬用植物。
ガマズミ

北海道から九州まで分布。山野、平地の雑木林や郊外の道端でふつうに見られる落葉低木。近年は庭木や公園樹として植栽されることも増えている。
名前の由来は諸説ありますが、「ガマ」は農具の鎌柄に材を使ったこと、あるいは「葉」の形がカメの甲羅に似ていることから。
「ズミ」は果実が酸っぱいこと、果実を衣類の染料「すり染」に使ったことから。
開花は初夏5~6月、直径5~10㎝の花序に小花が多数集まる。
花の後に直径6mmほどの楕円形の実がなり、秋9~11月に赤く熟す。
晩秋に実の糖度が上がり生で食べることができる。
疲労・滋養強壮・抗酸化作用の効能を持つ。
メジロ・ヒヨドリ・ツグミなど野鳥も集まる。
いちい(一位)

雄の木と雌の木があり、3~4月に葉の付け根あたりに花を咲かせます。
寿命が長く、成長スピードがゆっくりのため観賞用(盆栽)に使われたり、寒さに強く、寒冷地では庭木や垣根として広く使われたりもします。
名前の由来は、神官が使う笏(しゃく)がイチイの材から作られたことから、仁徳天皇がこの樹に正一位を授けたので「イチイ」の名が出たとされている。
秋に赤く熟した果実は甘さがあって食べられますが、種にはアルカロイド系のタキシンという毒が含まれるため、種を噛んだり飲み込んではいけません。そして実以外、葉・茎・樹皮にも毒があります。見た目はクリスマスの飾りのようにかわいいが、扱いには注意が必要です。
夏ツバキ

別名:シャラノキ(沙羅の木)
ツバキ科の落葉高木である夏ツバキ、6~7月ころ椿に似た涼しげな白い花を咲かせる。幹の皮がはがれつるつるとした斑模様の樹皮も特徴的。
秋になると葉が黄色や赤に美しく紅葉し、果実は先端がとがった特徴的な五角
の卵形をしています。
マテバシイのどんぐり

ブナ科の樹木になる果実「どんぐり」。
中でも実の形が細長く、表面のなめらかな光沢、帽子(殻斗)は小さな鱗が重なった模様のどんぐり「マテバシイ」は、日本固有の常緑高木。
縄文人とともに日本に広がったどんぐりの木。
名前の由来は、実が椎(シイ)の木の実のように美味しくないことから「しばらく待てば椎になる」と期待して「待てば椎」というのが一説。
あくがほとんどないので、そのまま食べれるらしい。
強力な抗酸化力、有害物質のデトックス効果、豊富なポリフェノールなど、栄養豊富なマテバシイは縄文人のスーパーフードだったに違いない。
まとめ

黒姫山2053mのふもとにある黒姫和漢薬研究所では、お盆を過ぎると少しずつ朝晩の気温が下がり、初秋の気配が漂ってきます。
そして酷暑の夏にぐんぐん成長し葉を茂らせ、花を咲かせていた植物や樹木が姿を変え、さまざまに実をつける姿が見られます。
夏には「ハイイロチョッキリ虫」が青いどんぐりの実を策略的に切り落としたり、延命堂に日陰を作っていたオニグルミがたわわに実り、自然の営みに四季折々目を奪われます。この秋も黒姫和漢薬研究所を囲んでいる、美しく豊かな自然の秋の実りに毎日感動とパワーをもらっています。この秋店舗でのお買い物の際にでも場内を散策してみて下さい。
通販部 青木トモコ