◆アジサイの色はどうやって決まるの?

アジサイの花の色は、アジサイ自身が持つ天然の『アントシアニン系色素』に、土壌から吸収する『アルミニウム』がどのように作用するかによって左右されます。
その際、酸性の土壌のほうがよりアルミニウムが溶けやすく、より多く『アルミニウム』を吸収するので、花色がパステルブルー系に傾く。一方、アルカリ性の土壌では溶けにくいため吸収は抑えられるので、パステルピンク系、赤系に花色が傾くのです。

◆まっ白なアジサイの花
もともとアントシアニン系の色素をもっていないので、土壌による影響を受けないことで変化なく、まっ白なまま咲き続けるです。
また、すべてのアジサイが土壌によって色が変わるわけではありません。例えば、黄緑色の「アナベル」や白色~クリーム色の「カシワバアジサイ」、円錐状の花房を持つ「ノリアジサイ」は、土壌のpHに関係なく特定の色を咲かせます。
「黒姫和漢薬研究所 奥庭のノリアジサイ」

◆日本のアジサイは青色が多い
土壌のpHは花色に大きく影響します。pH7を中性とし、数値が低いほど酸性、高いほどアルカリ性です。日本の多くの土壌は雨が多いため酸性に傾きやすく、そのため街中で青いアジサイをよく見かけるのです。
◆咲き進むにつれて色が変わる種類
アジサイの咲き始めはライトグリーンですが、開花が進むにつれてピンク、紫、青へと変化し、最終的にはくすんだアンティークカラー(ドライフラワーで活躍)になります。これは、開花中に活発に作られていた色素が徐々に減少するためです 。
「信濃町の黒姫和漢薬研究所 甘茶畑」
◆日本国内で見られるアジサイは、園芸品種を含め約2000〜3000種類以上
栽培は、梅雨期に主に挿し木によって繁殖させます。日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用に広く栽培され、多くの品種が作り出されています。
原産地は日本で、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイと呼ばれる。
漢方素材のアジサイ科変種の『甘茶』はまれに山地に自生するが、多くは個人の農家さんの生産に頼っていましたが、高齢化の農地縮小から、黒姫和漢薬研究所では甘茶の生育・生産を始めています。
◆まとめ
黒姫和漢薬研究所の周りは、冬の豪雪、夏の寒暖差によって、寒冷地に強い多種のアジサイが梅雨時から夏まで長い間楽しむことが出来ます。森を抜ける心地いい風 自然豊かな環境からか、都会や花屋さんでは見ることのできない、美しくダイナミックなアジサイが今見ごろです!
黒姫和漢薬研究所「えんめい茶本舗」の直営店舗は7、8月臨時営業があります。ぜひお買い物のついでにアジサイや甘茶畑を見に来て下さい。お待ちしております。