生理痛やPMSに悩む女性へ。整えるお茶の話

生理痛やPMSに悩む女性へ。整えるお茶の話

May 25、2026えんめい茶本舗スタッフ

 

 

毎月やってくる生理。痛み、だるさ、冷え、気分のゆらぎ——
「仕方のないもの」と思いながら、いつも通りに過ごしていませんか。

 

中国雲南省・昆明にある「米愛家中医館」という大変人気のある、伝統医薬の診療所を見学させていただいた時、私はある話に出会いました。

女の子が初潮を迎えると、母親から「この期間は、このお茶を飲みなさい」と教えられる習慣があるというのです。生理は我慢する期間ではなく、体を整えるために与えられた養生の時間。巡りを整え、体を温め、次の一か月を健やかに過ごす準備をする——そんな考え方が、暮らしの中に自然と息づいていました。

けれど日本では、生理中の過ごし方を母から教わる文化は、あまり根付いていないように感じます。もしこの知恵が伝わっていたら、女性の不調は、今よりずっと軽かったのではないでしょうか。このコラムでは、東洋医学の視点から、生理の時期を「整える時間」に変えるヒントをお伝えします。

 

 

 

1. 東洋医学が教える「生理は整える時間」という考え方

東洋医学では、体の不調を「病名」ではなく、巡りやバランスの乱れとして捉えます。健康の土台は、気・血・水の巡り。とくに女性にとって生理は、血を失い、巡りが滞りやすい時期と考えられています。だからこそ本来は、無理をせず、体を冷やさず、やさしく養うことが大切な期間。生理は「つらい日」ではなく、整えるために与えられた時間なのです。

 

 

2. なぜ生理中は不調が起こりやすいのか      

・お腹や腰が冷える
・頭痛やだるさが出る
・気分が落ち込みやすい
・むくみやすい

 

これらはすべて、「巡り」が弱まっているサイン。
血が不足し、体を温める力も落ちるため、冷えや滞りが起こりやすくなります。

それでも私たちは、生理中も普段通りに動き、冷たい飲み物を口にし、痛みを「仕方ない」とやり過ごしてしまいがちです。その積み重ねが、年齢を重ねたときの不調につながることも少なくありません。

3. 母から娘へ伝えられる「養生茶」の習慣

中国では、初潮を迎えた娘に、母が養生のお茶を手渡します。「この期間は、これを飲みなさい」と。体を温め、巡らせ、失われがちなものをやさしく養うための一杯。特別な薬ではなく、暮らしの中のお茶で整える知恵が、代々受け継がれています。

4. 日本の女性が知らない、生理中の正しい過ごし方

東洋医学の視点では、生理中は

  • 体を冷やさない
  • 無理をしない
  • 温かい飲みものをとる
  • ゆっくり過ごす

これだけでも、巡りは大きく変わるといわれます。難しいことではなく、過ごし方を少し変えるだけでよいのです。

 

 

5. 温かいお茶が、巡りを助ける理由

温かい飲みものは、内側から体を温め、巡りを助けます。ゆっくり飲む時間そのものが、体を休ませる合図にもなります。お茶は、最も身近で、毎日続けられる養生法。だからこそ、生理の期間にこそ取り入れてほしい習慣です。

6. 毎月のリズムに寄り添う、養生の一杯という習慣

私たち 黒姫和漢薬研究所 は、東洋の知恵に学び、和漢植物の力を活かした健康茶づくりを続けてきました。巡りを整え、体を冷やさず、やさしく養うという考えは、日々のお茶づくりの根底にあるものです。なかでも、女性の毎月のリズムに寄り添う一杯としてお役立ていただきたいのが、婦人用えんめい茶。特別なことをするのではなく、この期間だけは、いつものお茶を「養生の一杯」に変えてみる。生理は我慢する日ではなく、整える日。母から娘へ伝えるように、そんな新しい習慣を婦人用えんめい茶とともに始めてみませんか。

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