【和漢草栽培記録】杜仲の春の剪定を行いました。

【和漢草栽培記録】杜仲の春の剪定を行いました。

Apr 26、2024狩野 森(かのう しん)

こんにちは。企画室長の狩野森です。先日弊社から100kmほどにある長野県塩尻市にある杜仲茶用の杜仲畑の剪定を行いました。

この畑は高齢で栽培ができなくなった農家さんから譲り受けた畑で、今年で管理をさせて頂き3年目の圃場です。昨年は生活クラブ生協の夢都里路くらぶのみなさんに援農に来て頂き、収穫のお助けを頂きました。今年も皆さんの応援を心待ちにしています。

さて、杜仲の枝の剪定作業ですが、夏の時期に脇芽を出さずに1本のすーと伸びた1本の枝にするために春先に行います。今年の夏も暑くなりそうですので生育が心配ですが、美味しい杜仲茶になるよう心を込めて剪定をしてました。

 話は少し変わって国産和漢草原料の栽培状況ですが、昨今栽培農家さんの高齢化で国産和漢原料は減少の一途をたどっています。(※和漢草:よもぎ、どくだみ、杜仲、びわ葉、柿葉、クコ葉、イチョウ葉、グァバ葉など)

昨年は夏の暑さでクコ葉がほとんど取れなかったり、先日も沖縄のグァバ農家さんも辞められてしまったという連絡が...

高齢化、過疎化、温暖化と様々な影響がある中ですが、少しでも美味しい日本の和漢草を後世に残せるよう、自社はもちろん関係先とも協力し合い活動を広めて行けたらと考えています。

【今日の美味しいお茶】
濃いめの杜仲茶:ティーバッグ(2g)×2包を500mlの水から沸かし、沸騰後弱火で5分煮出して完成です。濃いほうじ茶風味の効きそうな杜仲茶の完成です。



 

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