黒豆と大豆の違い
大豆は黄色っぽい色をしているので「黄大豆:きだいず」、黒豆は「黒大豆:くろだいず」とも呼ばれています。
植物としては大豆の品種が違うだけということです。味や栄養素にも大きな違いがありませんが「黒豆」には大豆にくらべ皮の黒い部分に有効成分アントシアニン(ポリフェノール)が含まれていることが特徴です。
ちなみに「大豆」と「枝豆」と「もやし」は同じ種子から
・完熟した大豆が発芽、そこから1週間後伸びてきたものが「もやし」
・もやしが成長し2か月後 大豆になる前の未成熟期に収穫された
緑色の若い豆が「枝豆」
・5か月後枝豆が成熟し茶色く乾いたものが「大豆」と呼ばれます。
あんな小さな黒豆の中にこんなにも栄養素がつまってる~。
・大豆タンパク質
・大豆イソフラボン
・大豆ペプチド
・大豆サポニン
・ビタミンB群
・ビタミンE
・カルシウム
・鉄分
・アントシアニン 他
黒豆のアントシアニンはビルベリーのなんと3倍!!
アントシアニンといえば紫芋やなす、ブルーベリーなど知られていますが、
ビルベリーはブルーベリーの中で最もアントシアニンが豊富と言われます。
それをはるかに上回るアントシアニンが黒豆に含まれています。
「アントシアニン」は天然の色素で植物が「紫外線」から中の実を守るために持っている成分で、強い抗酸化作用があることから活性酸素から細胞を守ります。血管・肌の元気につながります
こんなお悩みにおすすめ
「体のむくみ対策」アントシアニンが血流を促し、足先から戻ってくる水分代謝の
ケアにはたらく。
「睡眠の質を自然にあげる」脳の神経伝達物質セロトニンの原料になるトリプトファンというアミノ酸が黒豆茶には豊富に含まれている。
「女性ホルモンの乱れを整える」黒豆茶に含まれるイソフラボンは女性ホルモンの エストロゲンに似た働きをして、更年期のトラブル・PMS(月経前症候群)骨粗鬆症の予防にもおすすめです。
「黒豆茶で過栄養状態メタボの改善」
大豆サポニンが血流改善・大豆イソフラボンがコレステロールの減少、血液サラサラに働くビタミンE、血糖値上昇を抑える食物繊維、さらにポリフェノールが強い抗酸化作用を持ち中性脂肪値の改善を促す。
〇副作用
黒豆に多く含まれるカリウムは腎臓に負担をかけてしまう成分。
腎臓病やカリウム・リンの摂取を制限している腎疾患の方はお勧めしません。
〇まとめ
「まめに健康に暮らせるにように」と無病息災の意味合いで知られる「黒豆」はお正月だけでなく、暑さに疲れるこの季節の健康管理にもってこいのお茶です。毎日のお守りドリンク、『黒豆茶』で夏バテ知らずの夏をすごして下さい。