夏になると、暑さや体力の消耗、そして食欲不振などから「夏バテ」を感じることが増えますよね。特に、胃腸の調子が悪くなり食事が摂れなくなった時、どうやって体力を回復させるか悩んでしまいます。
思いついたのは、胃腸炎による発熱で何も食べられなくなった時のこと。体力がどんどん落ちていく中で、「胃に優しいえんめい茶と塩を一緒に取れば、胃も落ち着き、失った塩分も補えるかもしれない」と考えたのです。そこで試してみたのが、塩えんめい茶です。
塩えんめい茶の作り方:簡単にできる夏バテ対策!
塩えんめい茶は、えんめい茶(杜仲茶など、胃に優しい和草茶)に塩を加えた飲み物で、体の水分補給と塩分補充をサポートします。作り方はとても簡単で、以下の手順で手軽に作ることができます。
塩えんめい茶の作り方
材料:
- えんめい茶(杜仲茶など)… 1袋(または茶葉)
- 自然塩(海塩など)… 小さじ1/2~1(お好みで調整)
- 冷水(または氷水)… 300ml
作り方:
1. えんめい茶を冷水で抽出します。ティーバッグの場合は、冷水に浸して数時間おきます。茶葉の場合は、水に浸けて冷蔵庫で抽出します。
2. 抽出したえんめい茶に、自然塩を加えます。小さじ1/2~1程度が目安ですが、お好みに合わせて調整してください。
3. よくかき混ぜて塩を完全に溶かし、冷たいままお楽しみください。
塩えんめい茶の冷茶漬け:胃にも優しい夏の一品

塩えんめい茶は、飲むだけでなく、冷茶漬けにして食事の代わりとしても楽しめます。夏バテで食欲がない時でも、これなら胃に負担をかけずに摂取できます。
塩えんめい茶冷茶漬けの作り方
材料:
- ご飯(白ご飯、またはお好みのご飯)… 1膳
- 塩えんめい茶… 適量(冷たいままで)
- 海苔… 適量(細かく切ったもの)
- 塩昆布… 適量
- 梅干し… お好みで
作り方:
1. ご飯を器に盛り、その上に海苔や塩昆布を適量のせます。
2. そこに冷たい塩えんめい茶をかけるだけ。
3. さっぱりとした味わいで、夏バテで弱った胃にも優しい一品です。
大切な塩選び:食塩と自然塩の違い

塩えんめい茶を作る際、塩の選び方にも注意が必要です。市販の食塩と自然塩は見た目は似ていても、その成分には大きな違いがあります。
食塩は、精製されているため、ほとんどのミネラルが取り除かれ、主にナトリウムと塩化物から成ります。過剰に摂取すると、体に負担をかける可能性があり、高血圧などのリスクを高めます。
自然塩(海塩や岩塩など)は、精製を行わず、自然のままの状態でミネラルを多く含んでいます。カルシウムやマグネシウム、カリウムなどの成分が豊富で、これらは体内の電解質バランスを整え、体に優しい塩分補給をしてくれます。
特に、自然塩を使用することで、ミネラル補充と塩分補給の両方ができ、体に必要な成分を補うことができるため、塩えんめい茶にぴったりです。
まとめ:適度な塩分チャージで熱中症対策を
暑い夏、体力が消耗し、胃腸が弱る時期には、塩分補給と水分補給がとても重要です。塩えんめい茶は、簡単に作れて、胃に優しく塩分補充もできる、夏バテ対策にぴったりのドリンクです。冷茶漬けとしても楽しめ、食欲がない時でもさっぱりとした味わいで胃をサポートしてくれます。
また、塩選びにも注意を払い、自然塩を使うことで、体に必要なミネラルを効率よく摂取することができます。
夏の暑さや体調不良に負けず、塩えんめい茶で適度な塩分チャージをして、元気な毎日を過ごしましょう!