甘くて、美味しい、手に入りやすく、低カロリー、私たちにとってブルーベリーは身近な果物ですね。
「目に良いのは知ってるよ」という人にこそ知って欲しい、今回は世界一栄養が豊富なベリーの一つ、ブルーベリーがスーパーフードと呼ばれる理由を書いていきます。
ブルーベリーとは?
ブルーベリーは、ツツジ科に属するアメリカ原産の低木性果樹で、果実がきれいな青紫色をしていることから「ブルーベリー」と呼ばれるようになりました。
日本で栽培が始まったのは1971年(昭和46年)で、以外にも歴史は浅く、それまではすべて輸入されていました。
ブルーベリーの健康メリット
①豊富な栄養成分
ブルーベリーはビタミンやミネラルの優れた供給源で、ビタミンCやビタミンE、ビタミンK1、ビタミンB6、亜鉛やマンガン、銅も少量含まれています。
さらに、強い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種「アントシアニン」が豊富であることが知られています。
②腸活作用
ブルーベリーは、腸の健康に役立つ食物繊維も豊富、果物の中でもトップクラスと言われています。しかも水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく含んでいるため便通改善や腸内環境の改善に役立ちます。
③強力な抗酸化作用
ブルーベリーの抗酸化力は数ある果物や野菜の中でもトップクラス。主な抗酸化物質はポリフェノールの一種であるフラボノイドで、抗酸化作用により体を活性酸素から守ります。活性酸素は環境ストレスや加工食品、紫外線に反応して増え、免疫機能などとして働く一方増えすぎると細胞を傷害してしまいます。ブルーベリーに豊富に含まれるアントシアニンはこの活性酸素の発生や働きを抑えると言われています。
④生活習慣病トラブルのリスク軽減
心臓病や脳卒中、糖尿病のリスクを高めるメタボリックシンドローム。ブルーベリーの摂取は体重増加も抑えることが出来ると言われており、毎日150gのブルーベリーを食べると悪玉コレステロールが減少し、善玉コレステロールが増加し血管内皮機能が改善されることで血管機能と脂質状態の改善がみられたという研究もあります。ちなみにブルーベリーは冷凍した方が抗酸化物質の効果が向上すると言われています。
⑤認知機能のサポート
ブルーベリーには「プロアントシアニジン」と呼ばれる最高濃度のフラボノイドが含まれておりプロアントシアニジンは老化や病気の原因になる活性酸素を破壊する抗酸化物質として作用します。動物実験では、ブルーベリーの抽出物を与えられた動物は運動能力の低下が少なく、記憶力テストでの結果も優れていたと報告されており、ブルーベリーの成分には、老化に伴う記憶力や運動能力の低下を食い止める作用があるとゆう研究結果もあります。
その他にも、インスリンの働きを助け、血糖値を下げる効果。血管の柔軟性を改善し、血圧を下げる効果があるとされています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ブルーベリーは豊富な栄養、腸内環境の改善、抗酸化作用、心血管の良化、認知機能のサポート、血圧や血糖値の改善などなど、、に加えもちろん目にもとても良い、まさにスーパーフード。「もっと早く知りたかった!」という声がきこえてきそうですね、今からでも日常的にとりいれていきましょう!
豆知識
ちなみに昭和46年に、はじめてブルーベリーを栽培したのが、えんめい茶本舗(黒姫和漢薬研究所)のある長野県 信濃町の「伊藤ブルーベリー農園」さん。
つまり信濃町はこのスーパーフード ブルーベリー発祥の地なのです!
標高650~750mの寒冷地。土壌は通気性に優れた火山灰土壌でブルーベリー(北部ハイブッシュ系)に適した酸性だったため全国の中から選ばれました。
ブルーベリーは7月からが旬です。スーパーなどに並ぶものは傷まないように早めに採られたもので、ブルーベリーは追熟しないため、栄養成分が一番多くて甘い完熟ブルーベリーを食べるには直接木からもぎ採るのがオススメです。
信濃町には、伊藤ブルーベリー農園さんをはじめ美味しいブルーベリー農園がたくさんあります。
この夏は、「ブルーベリーはじまりの地」信濃町でブルーベリー狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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