あまり日本では知られていない「羅布麻(ラフマ)茶」ってどんなお茶なのでしょうか?
かつて、ちょっとブームを巻きお越し、原料の入手困難な時期もありました。そのブームの最中、その繊維で織ったパジャマを主人が着用し、就寝していた時期もあったのですが、すっごく良く眠れたようです。そんなことから、私達も苗を購入し栽培をした時期もありましたが、残念ながら雑草の勢いに負けて、2年目には枯れてしまいました。日本ではなかなか生息は向いていないのでしょうか?はたまた冷涼な黒姫高原が栽培に適していないのでしょうか?
中国では羅布麻茶は健康に良いお茶であるとされ、飲んでいる人は長寿の人が多いといわれています。近年羅布麻がメンタルケアのハーブとして効果的であることが知られるようになりました。
羅布麻ってどんな植物?
ラフマは中国西部から北西部にかけて自生する植物で、ハーブの一種として知られています。中国では昔から葉の部分をお茶にして利用されてきました。ラフマには血圧を下げる効果やコレステロールを下げる効果があるといわれており、昔からラフマ茶をよく飲む地域では病気の人が少ないといわれています。
「中国薬典」には、羅布麻には、解熱・利尿作用があり、高血圧やめまい、動悸などに効果があると記されています。中国の研究機関が30年を費やして行った動物実験や臨床による研究の結果、高・低血圧の治療薬として認定され、また風邪の予防、免疫の調整などに効果があると確認されています。
羅布麻茶に期待できる効果は?
①精神を安定させる
羅布麻には心を落ち着かせる効果があります。抗うつ作用も示されています。
②生活習慣病の予防・改善
ラフマには生活習慣病を予防する効果があります。含まれるフラボノイドやカリウムによって、血圧が正常に保たれ、高血圧予防に効果があるといわれています。
③喘息を予防する
ラフマ茶の薬理活性として、喘息の軽快、咳止め、痰、風邪の予防に効果的との報告があります。
④抗菌効果
ラフマの葉にはカテキンが豊富に含まれ、渋み成分の一種で抗菌作用があります。風邪の流行の季節などおすすめです。
どんな人にお勧め?
・うつ状態の方
・睡眠が浅い方
・生活習慣病を予防したい方
・喘息を予防したい方
副作用や注意点は?
羅布麻茶は基本的にあまり副作用のないお茶のひとつです。だからと言って過剰に摂取することは避けましょう。
まとめ
なんだか「羅布麻茶」っていいことずくめですね。なんだか眠りが浅いな・・などと思われる方は、是非試してみてください。また毎日飲むことによって、良い効果も身体に起こさせてくれそうですね。