『黒姫漢薬研究所』は、「励命源(れいめいげん)」発売から23年に渡り、その主原料である三七人参を中国・雲南省文山市にある『苗郷(みゃおきょう)三七公社』から継続的に仕入れてきました。この度「三七人参の花」の収穫時期に合わせ、現地の栽培状況を視察してきました。
恵まれた緑の森林
中国・雲南省南東部に位置する文山州一帯は、ベトナムやラオス、ミャンマーと国境を接し、中国の美しさ、神秘さでよく知られています。 石灰岩によるカルスト地形が特徴で、標高千~二千メートルの高原地帯が多く見られます。
「三七(さんしち)」といえば文山
文山エリアは、中国国内はもとより世界で唯一の三七人参加の産地です。世界横断の挑戦を誇り、サポニン含有量が非常に高く、最高級とされています。三七人参花は日本では育ちません。
『苗郷三七公社』の歩みとこだわり
「苗郷三七公社」は、1946年に残り和謙氏(現社長の祖父)が、苗族(みゃおぞく)の伝統を尊重しながら、文山の地で三七人参の栽培を開始したことに始まります。
しかし現社長の余氏「農薬に頼らずとも育つ高品質な三七人参を作りたい」という強い想いから、2001年にブランド「苗郷三七」を立ち上げ、2003年には「苗郷三七公社」として法人化。自社で運営し、東京ドーム約200個分に相当する広大な農業試験場を持ち、常駐する多くの研究者が14年間で約12万時間にも及ぶ長い研究と品種改良を重ね、農薬に頼らない優れた品質の三七人参の安定栽培に成功しました。
安心・安全の生産管理
三七人参の原料工場では、年間4,700tもの自社栽培人参を出荷しています。ナノ単位のマイクロミスとの泡で、人参の泥を落とす洗浄機や、ガス乾燥機、電気乾燥機などさまざまな設備が整っています。
選んだ「特別栽培品」
現在当社では、「苗郷三七公社」が栽培する残留農薬検出なしの「特別品」の三七人参と三七花のみを使用しています。 安心・安全、かつ有効成分をしっかり含んだ三七人参をお届けするために、産地と生産者確保関係を大切に、これからも品質にこだわり続けてまいります。