「睡眠」眠ること、周期的に繰り返す意識を喪失する生理的な状態。睡眠は人生の3分の1を占めています。健康な毎日を送るため、1日の疲れをその日に回復し、次の日に持ち越さない、さらに「脳機能」や「身体機能」を維持・向上させるための基本です。質の悪い睡眠や睡眠不足は怖い病気の要因ともなります。ところが日本人の5人に1人が睡眠障害を持ち、60歳以上になると3人が、さらに認知症の高齢者に関しては半数が睡眠トラブルを抱えているのが現状です。大事な自分の体を守るため、冬の睡眠、その質を見直すことは大切です。
睡眠の役目
□心の休息
□身体の細胞レベルの修復
□記憶の再構成
□成長ホルモンの分泌
□子供の成長
□傷の治癒
□肌代謝 など
生涯の1日の睡眠時間
「新生児」は16時間(細かく分割)
「幼児」は9~12時間(お昼寝あり)
「成人」は6~9時間(居眠りあり)
「高齢者」は9.4時間以上(ウトウト状態含め)

冬は眠りが浅くなる理由
1 :冬は深部体温が下がりにくい
人は深部体温が下がると眠りやすくなります。 寒い日中に冷えた手足は、血管が収縮し、熱が手足から熱が逃げにくい状態になります。脳・内臓から熱を下げにくい状態になっているので寝つきが悪くなります。
2 :冬は自律神経がオフにチェンジしにくい季節
人は寒さを感じると、体が防御緊張となって交感神経が優位になります。 全身に緊張があり体温を逃すまいとし、背中が丸く呼吸が浅くなる傾向があります。身体はずっと戦闘態勢のまま深い眠りに落ちていけず、さらにはいつもよく眠れるのに眠れないという焦りから、よりストレスが加算され悪循環に陥る。
3 :冬はメラトニン(睡眠ホルモン)分泌が乱れやすい
メラトニンは、私たちの体内で自然に生成され、睡眠と覚醒のリズムをコントロールするホルモンです。太陽の光が当たることで、調整やリセットを促します。冬は日照時間が短く、また曇りや降雪による体内時計の乱れから、睡眠のリズムが狂いがちです。
4 :寝ている環境が眠りを妨げる
寝室や布団が冷えていると、身体から熱を必要以上に奪ってしまい、緊張がなかなか取れません。 靴下・手袋などして暖かすぎての睡眠は、深部体温が逃げにくく、空気の乾燥から口・のど・鼻の渇きから睡眠が浅くなってしまいます。
まとめ
冬は、心とカラダの疲労をリセットする大事な睡眠が「カラダの冷え」「日照時間とホルモン」「自律神経の切り替わり」などさまざまな原因で乱れやすくなります。 日中のエネルギーを生みだし、寒さから体を守って体温を維持するためにも、質の良い深い睡眠、さらに日中の補助睡眠などを有効に確保したいものですね。

野草茶でよい睡眠のお手伝い
□羅布麻(ラフマ)茶
中国で唯一の医薬として認可されている健康茶。セロトニンの増加効果が期待でき、心のバランスを整えてスムーズな眠りを促してくれます。
□スギナ茶
たくさんのミネラルが含まれ、自律神経を整えることで安眠をサポートします。
□玄米珈琲
黒焼きの玄米のお茶は、様々な有効成分を含んでいます。 中でも「ギャバ」は、脳や体の興奮を抑えリラックスをもたらす作用があります。
雪の寒い冬でもよく眠れるのは、お風呂にゆっくりつかる入浴習慣と、寝る2時間前から布団に忍ばせる湯たんぽ。 そして枕と抱き枕にスプレーする娘のプレゼントしてくれたアロマオイルのおかげでしょうか。 雪の国のタフな毎日を支える良い睡眠を、この冬も心がけたいものです。
㈱黒姫和漢研究所 通信販売部 青木トモコ